つくりかたのこだわり

素材へのこだわり

大法紡績は天然繊維の特性を活かすため生地の表面と裏面を違う素材で編む2層構造こだわります(実用新案第3221442号)。天然繊維はシルク・ウール・綿・麻など自然の動植物を原料にして作られた繊維で、ヒトの肌によくなじみ、肌ざわりが良く、吸水性と保温性に優れています。素材の品質はもちろん、その上で動物性・植物性など、特性が異なる素材の組み合わせにもこだわっています。例えば「絹木綿」のように肌に触れる裏面は動物性の絹を使用。絹は成分がヒトの肌に近く、なじみが良く、吸排水に優れています。また、表面は吸水性と耐久性に優れた植物性の綿を使用。綿と絹のそれぞれの良さを併せ持った上質な履き心地を実現しています。

大きく編んで小さく仕上げる

通常、編み上げた大きさと仕上がりの大きさは、ほぼ同じです。弊社では、編み上げ時に3割ほど(製品によっては4割以上)大きく編み、その後、縮絨(しゅくじゅう)加工を施して小さく仕上げます。この製法には、特殊弾性糸を表面の繊維と裏面の繊維の間にサンドイッチ状に挟む「プレーティング」という高度な技術を要します。糸の使用が増えるため原価は高くなりますが、伸縮性と柔軟性に優れ、ふんわりと仕上がります。また、空気層を多く含み、保温性と吸排水性にも優れています。

※大きく縮めるため、同じ商品でも仕上がりの大きさに差が出ることがありますが、ご使用には特に支障ありません。

◆上の写真2枚ともに、健康組曲 シルク&コットン Lサイズ 1枚目