健康は足元から

 足は『第二の心臓』と呼ばれるように、全身の血液循環に大きな影響を与えます。血液は心臓から動脈にのって送り出され、全身を巡った後、静脈から心臓へと押し戻されます。静脈は動脈と違い、あまり弾力をもたず、筋肉の伸縮によって搾り出すように血液を送ります。人体の筋肉の約三分の二は下半身についており、これらは遠く心臓から離れた血液を、押し戻すポンプとして働きます。靴を履き、歩くことも少ない現代人は、足指を解放する、足裏を刺激する、良く歩くなどを特に意識する必要があるでしょう。

 

足は健康の要。5本指ソックスで健康促進。

 足は健康と密接な関係があります。足指を解放してあげることは健康維持にもつながります。ここでは、5本指ソックスの効能について紹介します。

●血行促進、健康維持の最適。

足にはたくさんの神経や毛細血管があり、東洋医学でいうツボも多く集中しています。現代人は歩く機会も距離も減り、歩く能力が低下しています。それはそのまま脳をはじめ、全身の機能低下につながっているのです。運動が身体に良いとされるのもうなずけます。5本指ソックスは足指を解放し、動きを活発にする効果があり、運動不足の多い現代人にとって大変効果的なのです。

●腰の安定・正しい歩行姿勢を導きます。

足指は第4・5腰椎につながっています。足指の動きを活発にすることにより踏ん張りが利き、腰が安定し、正しい歩行姿勢を維持しやすく疲れにくくなります。また靴下のすりへり具合から、自分の歩き方のクセを知ることができます。

●足の疾患にも効果的。

 5本指ソックスは、指の間の分泌物(汗や脂分)を吸い取りムレを防ぎます。また、足指と靴下との触れる面積が多く、指のマッサージ効果に優れ、血液の循環を促進します。これらのメリットにより「足ムレ」や「水虫」などに効果があり、「外反母趾」にも効果があるといわれています。

●スポーツや立ち仕事の方にもおすすめ。

普通の靴下と比べて足指を自由に動かせるため踏ん張りが利きやすく、下半身の安定や足の筋肉疲労の緩和に効果があると言われています。このため捻挫や転ぶことが少なくなり、瞬発力も増大します。立ち仕事でも疲れが軽減されます。

●足の疾患にも効果的。

5本指ソックスは、指の間の分泌物(汗や脂分)を吸い取りムレを防ぎます。また、足指と靴下との触れる面積が多く、指のマッサージ効果に優れ、血液の循環を促進します。これらのメリットにより「足ムレ」や「水虫」などに効果があり、「外反母趾」にも効果があるといわれています。

●スポーツや立ち仕事の方にもおすすめ。

 普通の靴下と比べて足指を自由に動かせるため踏ん張りが利きやすく、下半身の安定や足の筋肉疲労の緩和に効果があると言われています。このため捻挫や転ぶことが少なくなり、瞬発力も増大します。立ち仕事でも疲れが軽減されます。

●子供の足は健康のバロメーター。

5本指ソックスが脱げやすい子供が見られますが、これは歩行の成熟度や悪い癖、また指が開きにくいために踏ん張りが利かずによく転ぶなど、子供の発育を見る目安となります。また、指を締め付け過ぎない靴選びも大切です。

●歩く人は死亡率が低い。

日本でも、また、欧米でも歩くことと死亡率の関係について興味深い研究結果が報告されています。1日に30分以上歩く人は、そうでない人に比べ死亡率が半分であることや、ガンになる率も低いことが追跡調査の結果として出ているのです。運動不足による代謝の低下と、足への刺激不足による生命力の低下が数字に現れたと言えるでしょう。生命力は歩くことから強化されるのです。

【おすすめ】知って得する10分ウォーキング

 ウォーキングは健康に良いとわかっていても、「面倒くさい」、「時間が無い」、「疲れる」など、なかなか続けられないようです。通常ウォーキングは最低でも20分から30分続けるのが効果的と言われていますが、最近の研究ではわずか10分のウォーキングでもかなりの効果があることがわかりました。このことは、テレビの健康番組でも取り上げられ話題になっています。毎日継続するには、まず10分ウォーキングから始めるのも良いかもしれませんね。

効 果 1  血液の状態を改善し、血流がサラサラに

ウォーキングにより筋肉が動くと、その筋肉の中で脂肪や糖が消費され、コレステロールや血糖値、中性脂肪値が下がり、血液をサラサラの状態にします。

効 果 2 |脳の働きを活性化。

ウォーキングにより「第2の心臓」と呼ばれる足からの血流が増大し脳の血流量が増えることで脳が活性化。さらに脳内に分泌されるホルモンセロトニンはリラックスや集中力アップの効果があり、ストレスを緩和させると言われています。

効 果 3  肩コリに効く。

肩コリの原因は血行不良です。酸性物質である乳酸が筋肉に溜まり、毛細血管を圧迫することにより起こります。ウォーキングにより肩や腰の筋肉が動き血流量をアップさせ、乳酸は血液に溶けて全身に拡散され分解することで肩コリを緩和させるのです。ただし、乳酸は、筋肉を使い過ぎると、逆に固まってしまうのでご注意を。